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Vision & ValuesについてCEO山田が語る

本記事は、Podcast『神田FM』第11回(2019.11.05 配信)の中から、 XtraのVisionやValueに関して好き勝手に語り合っている箇所を書き起こし、読みやすいように編集したものです。



OUR VISION『”できる”をつなぐ、未来をひらく』


小林:11月に入り Xtra の Vision、Mission、Value を更新されたと。


山田 (Founder, CEO):変えましたね。


小林:そもそもなぜ変更しようと思ったのかを教えていただければ。


山田:そもそも Vision とか Misiion とか Value とかっていうところに関して、それこそ時間かけて、絞り出して作ったことって、正直無かったんですよね。


今年 Xtra っていう会社が、スピード翻訳とエニドアの合併によってできたわけじゃないですか。

そのできたタイミングで作ったの(Vision 等)も、なんならスタバで1、2時間ぐらいで考えて作ったようなやつだったから、そりゃ浸透しないよねっていうのと。

あと、自分が腹落ちしてないのに、みんなが腹落ちする訳ないじゃんみたいな。


小林:それはそうですね(笑)


山田:そんな感じだったから、ちょっとまずいなとは思っていて。

で、あるきっかけで、コンサルタント的な人にお手伝いしてもらいつつ、8月末くらいから経営チームで、社員にもアンケート取ったりとかしながら、2ヶ月ちょっとかけて絞り出して。


こおぉぉんな時間かけるもんなの?ってくらい時間かけて作りました。

できました。


小林:もう今回は、腹落ちされてる?


山田:少なくとも腹落ちしてるね。私はね。

周りの人たち(経営陣)も腹落ちしてると思うし、してない人はさせていくっていうね。


言うたら今日聞きましたって人だったら、すぐ(腹落ち)しないから、時間かけて。

Vision もそうだし、Core Value 的なところに関しても、なんでそれが自分たちに必要か、みたいな所は時間かけて浸透させていく必要性はあるけど、ま、ここはイケんじゃないかと。

今回、絞り出してみて、思っておる次第でございます。


最終的には「持ってるけどあまり役に立たないよね」って自分が思ってるスキルも含めて可視化していく

小林:新しく決まった Vision に関して教えていただければ。


山田:どういう Vision になったかっていうのを先に話すと、『”できる”をつなぐ、未来をひらく』っていうのが、我々の新しい Vision になります。


それは何かって言うと、ここに因数分解したやつがあって。

細かく因数に分解してった訳ですよ。

要素分解と言うか形態素解析していった訳ですよ。

考えた訳ですよ。


小林:急に機械翻訳っぽい話になりましたけど(笑)


OUR VISION『"できる"をつなぐ、未来をひらく』

山田:「できる」っていうのは、色々それぞれの人たちが持ってるスキルな訳ですけど。


例えば、小林くんが当たり前に思ってるスキル。

これは別にスキルとは自分で認識していなくても、誰かのために役立つ可能性もあるじゃないですか。

そういうスキルをしっかりと可視化していくというか。

世の中に出していって、それを必要としている人とつないでいくことによって、新しい未来、今無い未来(を創り出していく。)

ウチのサービスで言うと、クライアントとフリーランサーがつながっていくことによって生まれる価値が創出できる未来、というところを創り出していく。


小林:最初パッと見た時は、「できる」って言うのは Conyac とかでフリーランサーとして登録できるスキルとかのことかと。

そこだけじゃなくて潜在的なスキルを可視化するっていうところも含めて(「できる」)ってことなんですね。


山田:そうです。はい。

単純に Conyac だけに限って言うと、今の Conyac って、自分でこういうスキルを持ってますみたいな感じで登録する訳じゃないですか。

それは、第一フェーズかなって思っていて。


最終的には「持ってるけどあまり役に立たないよね」って自分が思ってるスキルも含めて可視化していく。

潜在的に持っているスキルをできるようにしていく。

可視化していくし、つなげていく。


あとは、そもそも「やりたいけどスキル無いんだよね」「こういうことやりたいんだけど」っていう人たちが、そのスキルが無い状態からスキルが有る状態まで持っていくっていうことも。

どっちかって言うと教育に近くなっちゃうかもしれないけど、できるといいなと思っていて。


それをできるためにはどうしたらいいかって時に、そのスキルを持ってる人も Conyac 上にはいる訳じゃないですか。

その人たちが、その持ってない人たちに対して、そのスキルを享受してあげられる状態を含めての「できる」かなと思っていて。


そういったところを含めての Vision になっているのかなと。


小林:そこをつなぐことで、それぞれユーザーとかいろんな人たちの未来をひらいていくと。


山田:そういうことです。


小林:「ひらく」っていうのが平仮名になってるのが気になってるんですけど。

「ひらく」っていろんな漢字があるじゃないですか。


山田:開拓の「拓く」とか、オープンの「開く」とかね。


小林:その全体含めてるのか、ある程度こういう「ひらく」なんだよっていうものがあるのか。


山田:どっちかっていうと開拓の「拓く」ですね。

イメージとしては。


小林:切り開いていくみたいな。


山田:そう。切り開いていって。

自分たちがやらないといけないっていう。


誰か他人、他の人がやるんじゃない。

別に誰か他の人がやるんだったら、ウチの Vision じゃなくていいじゃんっていう話で。


小林:未来がひらくとかじゃなくて、未来をひらいていくんだっていう。


山田:自分たちがやることによって、できる未来を創っていく。

そうじゃない未来に関しては、そうじゃない人たちがやればいいって話だから。


そういう意味で「拓く」がイメージとしては近いんだけど、「拓く」にしちゃうとちょっとカタ過ぎるので。


小林:その辺は日本語のいいところというか。

漢字、ひらがな、カタカナ、Alfabet も含めて、表現の仕方がいろいろある。


その中で、「できる」だけは ”ダブルクォーテーション” で囲っていると。


山田:そうですね。

「未来」も( ”ダブルクォーテーション” で)囲おうって話もあったんだけど。

結局、自分たちがフォーカスするっていうところに関しては、一番はやっぱり「できる」だよねって。


「できる」を増やしてつないでいくっていうことです。


小林:池澤さん、補足とかありますか?


池澤 (CRO):補足はしないけど。


さっき Vision が腹落ちするかどうかっていう価値観の話題があったと思うんですけど。

別に腹落ちしなくていいと思っていて、僕は。

たぶんね、ウチの社員も今夜発表(※共有前に収録)したところで、みんな腹落ちするかっていうと。。


小林:まあ即は無理でしょうけど。


山田:一人でも(腹落ち)してくれたら嬉しい。


池澤:ふーんって話だよね。


小林:ただでも、会社の文化として腹落ちさせていくっていうのもあるかと思うんですけど。

その必要も特にないっていう考えなんですかね?


山田:長期的には腹落ちというか納得して、それを目指していった方がいいよね。


池澤:腹落ちってなんなのかっていう話にも繋がるんですけど。


山田:言葉の定義の話?


池澤:僕は別に腹落ちする必要はないと思っていて。

このキーワード(Vision)が、僕らの仕事を考えるきっかけになればいいと思っていて。


例えば、「できる」をつなげばいいっていう話じゃないと思うんですね。

「未来をひらく」って入ってるから、未来をひらこうと思ったら、どうやってつなげばいいのかな?みたいな話も出てくると思うし。

逆に言うと、つないだら「できる」になる場合もあると思うんですよ。

「できる」をつなぐんじゃなくて、つないだら「できる。」


例えば、僕は日本のことはわかるけど、アフリカのことは全然わかんないよ、と。

でもアフリカのクライアントと僕をつないだ瞬間に、僕が「できる」ことってめっちゃ増える気がするんですよね。

日本のことをいっぱい教えてあげられるとかね。


「できる」をつないだり、つなぐことで「できる」とかいろんな可能性があるんだな、とか。

「未来をひらく」ためにはどんなアクションがあるのかな、とか。

そう考えるキーワード(Vision)になればいいと思っていて。


そういう意味で、腹落ちはしなくてもいいです。っていうのが僕の意見です。


小林:今の話を聞くと、Our Vision に「できるをつなぐ」は無くてもよかったんじゃないかなと思ったんですけど。

そんなことはない?


山田:Our Visionって書いてるけど、どっちかっていうと「できるをつなぐ」って、これは Mission も包括した Vision になっていて。

プロセス(「”できる”をつなぐ」)とアウトプット(「未来をひらく」)みたいな。


結局 Mission って、スタートアップとかって、短期的に結構変わっていく訳じゃないですか。

やらないといけないこととか、目指す方向性って。


サービスも複数ある訳だから、サービス毎だったりとかプロジェクト毎に Mission を持つべきかなと思っていて。

あえてそこ(Mission)は作ってない感じですね。


小林:Vision を基に、サービス毎とかプロジェクト毎に(今後)作っていくということですね。


山田:それは各チームで作るっていう感じ。


小林:つまり会社としては、池澤さんの考えみたいに、いろんな Mission があるけれど、考え方の指標となるのが、この言葉(「”できる” をつなぐ」)だよって感じですかね。


池澤:そうですね。

「未来をひらく」だけだったとすると、たぶん、考えるきっかけにはならないんですよ。

漠然とし過ぎていて。


そこで、「できるをつないで未来をひらく」って考えたら、結構思考のきっかけにはなると思うんですね。

そういう意味で、僕はすごくバランスの良いキーワード(Vision)になっているんじゃ無いかなって気はしていて。


山田:なるほど。。腹落ちした方が良いと思うけどね(笑)


池澤:(笑)


小林:いや、(腹落ち)するしないだったらした方がいいけど、しなくてもできるんじゃないかっていう話では?


山田:腹落ちっていう言葉が良くないかもしれない。


池澤:腹落ちってなんだろっていう定義の話。


山田:腹落ちは一旦使いません。置いときましょう。


どっちかっていうと、みんながこれを意識しながら行動できるようになるといいなっていうところですよね。

考えるきっかけって言っても、考えるだけではダメだと思うんですよ。

アクションに繋がっていかないといけないと思うので、そこは。


当たり前じゃんって思われるけど、結構これってみんな意識しないとできないことなんですよ。意外と。

山田:Vision に紐付く Value も作りました。


CORE VALUE, Be Professional, Hello World, and More, Be Unique, Have Fun, Based on Integrity

普通の Value って、結局、 会社自体、会社として働く社員にとっての Value っていうのが大半なんですけど。


ウチって、フリーランサーの人たちの「できる」というところをつないでいく、というところも Vision に入ってる訳じゃないですか。

それなのに、そこを見ないでどうするのっていう話で。


Value に関しても、フリーランサーの人にも当てはまるような。

こういう風に意識して行動できるといいよね、みたいなところを Value に盛り込んでいる感じです。


小林:全部で6つありますが、1つずつ見ていきましょう。


Value-1, Be Professional

山田:まず1つ目、Be Professional。


小林:大事ですよね。プロフェッショナル。

フリーランサーとかも、適当に仕事する人とかも正直いなくはないですけど、やっぱり、プロフェッショナルでないと、その人としても活動できないし。


山田:そうなんですよ。

プロ意識を持たないと。


Value-2, Hello World

山田:2つ目、Hello World。


小林:テックカンパニーっぽいですね。


山田:テックカンパニーっぽいね。

プログラミングの一番最初ね、Hello World って。


どっちかって言うとこれは、オープンマインドだったりとか。

世界をフィールドに戦っていこうとか。

グローバルカンパニーを目指そうっていう。


Value-3, and More

山田:and More ね。

スティーブジョブス的なね。

One More Thing 的なね。


世界をフィールドに行動するけど、単純に目の前の仕事だったりとか、目の前だけを見てたらいけないよ、と。


小林:現状で満足すんなみたいなところですかね。


山田:俯瞰的に一歩先、二歩先、百歩先、一万歩先みたいな。

みたいなのをちゃんと考えながら行動していこうっていう。


小林:大事。


山田:大事ですね。


Value-4, Be Unique

山田:次、Be Unique。

ユニークであるっていう事をしっかりと誇りにして、表現していこうと。

どっちかっていうと価値観だったりとかそういうところのユニークさっていうのを。


他の人が持ってるユニークさを受け入れて尊重しながら、自分のユニークさもしっかり出していこうっていう。


小林:多様性とかよく言ってますけど、それぞれがやっぱりユニークじゃないとそういう事も生まれてこないですよね。


山田:そうなんですよ。

いい補足ですね。


Value-5, Have Fun

山田:次、Have Fun。


小林:これはもう、わかりやすいですね。


山田:全力で楽しんでいこう。

全てにおいて。

何事においてもね。


小林:山田さんとか基本的に楽しんでる感じですもんね。


山田:常に楽しんでる感じですよ。

この「神田FM」とかも全力でやってますからね。

なんなら一番全力でやってるかもしれない。


Value-6, Based on Integrity

山田:ラスト、Based on Integrity。

クライアントとかね、パートナーとかね、チームとかね、すべての人に対して誠実でいるって言うのは一番大事なことです。


小林:大事ですね。


山田:全てにおいて、何事においてもそれがあって初めて物事が進むっていう。


小林:誠実でないサービスとか企業って使いたくないですし。


やっぱりこういう Value とかで(他企業でも)よく入ってくるっていうのは、誠実でいることってなかなか難しいからなんですよね。


山田:難しいですね。


小林:自然にできる人もいるとは思いますけど、それが大半じゃないですからね。

意識して、これは不誠実だな、ダメだなって。


山田:やっちゃいそうになるときに、Value を思い出してもらって。


小林:例えば、クレームとかの対応でも、こうすれば簡単だけど、でもそれって不誠実だよねってところで一歩踏み止まれるかどうかっていうのが、良い企業・サービスかどうかっていうところ。


山田:お客さんが予算あるからといって、望外な値段吹っ掛けて受注しても、それって本当に誠実なの?っていう。


小林:お互いにとってハッピーなの?って考えると、やっぱり誠実であることってすごい大切ですよね。


山田:誠実じゃないとつながっていかない。

点で終わっちゃうんですよ。

いやもう誠実って、、誠実だけめちゃめちゃ語るね(笑)


小林:でも大事。

それこそ、Have Funとかってわかりやすいですけど。


山田:当たり前じゃんって思われるかもしれないですけど。

結構これってみんな意識しないとできないことばっかりなんですよ。意外と。


小林:というか当たり前じゃんって思うことこそ意識しないと流れてっちゃうんですよね。

だからこそ Value として落とし込んでやっていくことが大事だよねっていう事ですよね。


山田:そうなんです。



小林:さらっと説明していただいたんですけど、またもっと(企業文化として)固まってきたら、もう1回改めて語って頂こうかなと思います。


山田:みんなで話し合って決めたけど、一貫して話すのは今回が初めてだったから、もうちょっと固まったら、前提とかも含めて改めて語れたらと思います。


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空き時間、隙間時間が増えていくであろうこれからの時代に、そこを気軽に埋められる、構えずに聞ける、聞き流しながらも面白い話や興味深い意見にちょくちょく意識を引き込まれる、そんな内容でお届けします。


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