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  • 執筆者の写真Yuji

THE BRIDGEのキュレーターJunya Moriさんが語るクラウド翻訳の未来

SD JapanからアジアNo.1スタートアップデータベースを目指してブランド名を変更した「THE BRIDGE」。今回は、その編集を務めるJunya Moriさんにインタビューさせて頂きました。


メディアの視点からみた「Conyac」の可能性、そしてTHE BRIDGEの今後の方向性を伺ってきました。

エディターからみた「Conyac」

Conyacで翻訳(英→日)してもらった文章のチェックにかかる時間は基本的に10分〜15分ほど。ただ、業界の人だったらこのワードにするだろうという場合や、メディアにとって適切な単語選びでない場合は、翻訳していただいた文章を編集、校正して言葉を変えています。


ニュース記事やプレスリリースは事実を述べるだけなので別に問題はないのですが、専門知識が必要とされる記事や考察を含む記事は翻訳の仕上がりに時間がかかっている印象です。 英語ではいい感じの言い回しを、そのまま日本語に訳してしまうとよくわからない、ということがたまにありますね。


より深い情報ソースへ!メディアにおいて高まる英語以外の翻訳需要

今後Conyacは英語以外の言語での翻訳需要が高まるかもしれないな、とは思います。英語の記事は、さらに別の言語の記事を参考にして記事を書いていたりすることが多いんですよ。であれば、元になっている記事を訳したほうがスピードは上がりますし、深い情報を入手することができるかもしれません。


Technode」(中国拠点のTHE BRIDGE提携メディア)では、中国語記事を参照して記事を書いているので中国語記事を翻訳したほうがいいですね。地元の言葉で記事を書いている人の方が情報は深く、文章に想いが込められているはずだと思います。

英語だとその土地の優秀な人が海外向けに書いていたりするので。 そうしたい場合は、翻訳を依頼する側がその言語を理解しないといけないから大変なんですけどね。つまり、どちらかというと別言語の記事を翻訳するというより、自分たちの言語で記事を書いて、スペイン語や中国語など話者が多い言語に翻訳することができるとConyacは更に便利になるなぁと思います。


翻訳者を社内に抱える必要があるのか

中小企業や小さい会社など、社内で翻訳者を雇うほど余力がない会社にとってクラウドソーシングは便利だと思います。翻訳者一人を雇うとそれなりのコストはかかってしまいますから。常に翻訳の仕事があるわけではないと思うので、クラウドソーシングを活用して必要に応じて翻訳の依頼ができた方が翻訳者一人を探す手間を省けると思います。 優秀な翻訳者を探すのには時間とコストもかかるはず。


Conyacを利用すれば社内に翻訳者を雇わなくても良いし、WEB上でのコストの見積りもすぐできます。


自分で英語の文章を執筆すると時間がかかってしまうことが多いので、日本語で書いた文章を英語にしてくれると助かる人が多いのではないでしょうか。海外の文章を日本語に翻訳してほしいというニーズより、自国言語を他国言語(英語や中国語など)に翻訳してほしいというニーズがあると思います。

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データベースを軸に

”THE BRIDGE”としての今後の方向性

創業者の想いは、立ち上げのときから、起業家と投資家やエンジニアなどがマッチングできる場を作りたいというもの。ニュースサイトやデータベースの価値を高め、スタートアップの価値を可視化し、投資や採用がしやすい環境を作っていきたいと思います。それに向けて色々試していきたいですね。


【Junya Mori】

フリーエディター、ライター。THE BRIDGEでは編集、取材、執筆、海外記事のキュレーション等を担当し、日本、アジアを中心にテクノロジー、スタートアップの情報を発信


インタビュー後記

THE BRIDGEは海外のスタートアップ情報を取り扱うだけでなく、日本のスタートアップを英語で海外に紹介していくという今までになかった新しい取り組みをスタートしました。創業時の想いを胸に新しい事にどんどんとチャレンジされているTHE BRIDGEの今後の展開に期待です。

 

本記事は、Xtra株式会社の公式ブログコンテンツです。ビジネスに関する情報から社員の働き方まで様々なコンテンツを発信しています。ニュース配信も行なっておりますので、音声読み上げサービスなどサイト外でお楽しみの皆様は、ぜひ x-tra.jp にアクセスしてみてくださいね。

 

- The Conyac Team

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