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自社サービスの海外展開を支えるConyac活用方法 - 株式会社ラクーン

昨今の日本国内市場が縮小するなか、自社サービスを海外に展開したい思いはどの企業にも少なからずあると思います。しかし、自社サービスを海外展開するにあたって障壁があることもまた事実でそれが多くの企業を足踏みさせる要因のひとつになっています。


今回、国内メーカーの商品を海外小売企業向けに販売できるサービス「SD export」を運営する、株式会社ラクーンのSD事業推進部 海外マーケティングチーム 浜本様に自社サービスの海外展開についてお伺いしました。

画像右から:小出様、浜本様、有本様 (株式会社ラクーン)

「SD export」の事業内容について教えてください。

弊社ではもともと、アパレル・雑貨に特化した小売店専用の卸、仕入れサイト「スーパーデリバリー(以下SD)」を運営しています。


海外からのニーズや、SDも国内に受取拠点を置いている海外の小売店舗には当初から利用を認めていたこと、流通金額も伸びていた実績があり、2015年8月から国内メーカーの商品を海外小売企業向けに販売できる「SD export」というサービスを開始しました。海外は134カ国に対応しており、サービスの人気が高い国は、順に台湾、香港、アメリカですね。

SD exportが使われている国の分布 ※黄色箇所

事業の海外展開では障壁も大きいと思いますが、 どのように対応されていますか?

SD海外展開のためには、海外ECサイトを参考にしたり、関係する企業に確認を取ったりして、ひとつひとつ要件を解決していきました。


実際に海外輸出となると、集客、物流、決済、言語、補償(貨物保険、PL保険、チャージバック)など、カバーするべきことがたくさんあり、常にユーザーから多くの要望を受けています。最近の事例では、物流面で日本郵便さんの航空便と船便に対応した事があります。


決済面ではPayPalでの支払いにも対応しました。PayPalの導入は、海外展開する上で自然なことだったと思います。海外のサービスを使ってみると、PayPalを導入していないサービスはあまりないですよね。カード先進国のユーザーにとって、ECでPayPalは使えて当たり前なのだと思います。カード情報をサイトに入力することに抵抗があるユーザーも多いので、PayPalに対応することで安心してユーザーに使ってもらえます。海外展開では、現地の人のニーズに答えていくことが大事だと思いますね。


言語圏によってニーズの違いなどはあるのでしょうか?

現時点では、中国語圏の方がニーズが高い状況です。例えば台湾、香港では日本と衣服のサイズ感が同じであったり日本の雑貨が人気だったりという文化的な背景もありますが、「インフラの影響」も大きいと思います。


安く海外に発送するときは船便を選択される方が多いのですが、やはり距離が近いので3週間程度あれば注文者まで到着します。航空便を使えば、クーリエ会社に渡してから最短翌日には仕向け地には到着しているんです。そう言った納品までの時間や送料コストが安い面で東アジアを中心に利用が広がっている様です。

Photo by Marc-Olivier Jodoin on Unsplash

SD exportの海外展開では、何から始められたのでしょうか?

はじめはConyacを利用して、LPや規約など、サービス登録までの動線を英語に多言語化して海外展開をスタートさせました。それで、海外からの登録・流入は増えました。海外対応の言語面ではConyacに協力してもらっています。


こちらで書いた英語文言のネイティブチェックなどをお願いすることが多いです。英語や中国語のネイティブが社内にいないので、ネイティブに見てもらえるのは助かっています。


最初はエニドアさんの翻訳コーディネーターの方に、SD export内で頻繁に使われる商品情報の翻訳を手配していただいていましたが、その後の細かい文言については、Conyacのサイトから私たちで直接翻訳をお願いしたり、社内で翻訳した文言のネイティブチェックをお願いしたりしています。


利用画面などの内部は英語だけではあるのですが、登録のためのLPなど集客部分は各言語へのローカライズがないとやはり難しいですね。いま韓国語ハングルや、台湾繁体字への対応を進めているところです。


どうして他のサービスではなくConyacを利用してくださるのでしょうか?

翻訳を提供される会社は他にもありますが「翻訳の精度とスピードが金額に見合っている」という点でConyacを信頼しています。 それに、SD exportを海外に提供するためには単なる翻訳ではなくその言語のネイティブの感覚を反映させたいと考えています。

Photo by Mimi Thian on Unsplash

そのために、英語サイトをリリースする時には、実際に英語ネイティブの方と話しながらチェックしていただきたいと思っていたんです。そこでエニドアさんに「Conyacの英語ネイティブにオフィスへ来てもらうことはできないか?」と要望を伝えたところ、前例がなかったにも関わらず実現してくれました。


英語版リリース前に弊社オフィスで2〜3日かけて、英語ネイティブの方に英語をチェックしていただきました。やはり英語ネイティブが見て初めて気がつく点が多々あったので、お願いしてよかったと思っています。例えば、ネイティブでないと気がつきにくい細かい箇所の用語統一や、英語圏向けの単位表記などです。


ローカライズは言葉だけじゃなくて、雰囲気も大事で、文字の配置や色などやはりその言語のネイティブの方が見ないとわからないことがあるのでそれらを含めてローカライズだと思っています。

オフィスでのネイティブチェックという普段やっていないことを柔軟に対応してくださったから嬉しかったですね。


今後SD exportをどのようなサービスにしていきたいですか?

画像右から:小出様、浜本様、有本様 (株式会社ラクーン )

メーカー様が海外向けに販売するお手伝いをしたいと思っています。自社だけで海外展開しようとするとハードルが高いですが、それを一手に引き受けるのがSD exportです。SD exportを使って、海外展開のためのテストマーケティングも行えるので、ぜひ気軽に使ってみて欲しいですね。


今回インタビューをさせていただいた株式会社ラクーン様では、Conyacの運営会社エニドアに業務委託依頼をする方法と、ご自身でConyacを操作して依頼する、2つの依頼方法でConyacを活用されています。


Conyacでは、ニーズに応じ様々な依頼方法を選ぶことが可能です。詳細については、ぜひこちらよりお問い合わせください。

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- The Conyac Team